目まぐるしくすごしていた。老松の夏柑糖の予約がはじまっていた。気後れする。せっかくの季節をあじわう余裕もないまま春がすぎてしまいそう。この調子だとあれよあれよ秋を迎えて、気づかないうちに晩柑糖を逃してしまったと嘆くでしょう。