マドレーヌちゃん

22nd February 2025

恵まれて育った人に見えるだろうけれど、家族とのあつれきに苦しんでいる。ふとしたときに、父と母から率直に愛されたかったな、と涙が出る。愛の表現があまりにも複雑だったから、分かりやすく愛で包んでほしかった。夫は「代わりに愛を注ぐから安心して」とありったけの力で手を握ってくれるけれど、親に愛されたかったのよ。まだ間に合う?自分がしてほしいことを相手にしたら、少しは変わるのかな。

5th February 2025

ラ・メールのリップクリームを塗りこめば唇の質感がいくらかましになる。なにせ、ラ・メールを使っているのよ、と高揚感もある。価格がそれなりに高いだけある。

5th February 2025

頭の片隅にあった、とある業務を終わらせた。すっきり。前任者の負債をやっと清算できた気がする。仕事を辞めるのは自由だけれど、せめて去り際は美しくあってほしいわ。つかれた。

2nd February 2025


インスタグラムへ食事の様子を載せるとして、フィードに投稿するのなら位置情報はつけない。ストーリーズであれば一日で削除されるのでよし。拡散も広がらない。フィードに残してしまうと、誰でも目にすることができて、昨今の流行り廃りみたいなものに店を巻き込んでしまいそう。自分の軸で店を選べない人に訪れてほしくないし、どうせ一度きりで通わないのも分かっている。みずからの感性を頼りにするという娯楽を知らないことほどさみしいことはないよ。

2nd February 2025

昨夜はオステリアナカムラで食事した。友人にすすめられてから、すっかり通っている。わたしにとって乃木坂といえば、こちらのオステリアナカムラとブーケ・ド・フランスかな。さっと休憩するだけなら、リストランテ・ダ・ニーノのバールもいい。

2nd February 2025

その学生時代の友人というのが、せっかく好みが合う相手だったのだけど、詮索されることが多くて距離をとってしまった。いま何しているのかな。

2nd February 2025

着るなら今だと、アナトミカのデニムパンツを買った。30歳を目前にして体型が変わり、これまでの服が似合わなくなってきた。顔ぶれを見直そうと思ったところで、ふと浮かんだのがこのデニムパンツだった。学生時代に友人が着こなしていたのだけど、当時は自分の体には向いていなかったので、かわいいなと思うだけにとどまっていた。しかし、今日ためしに着てみたら、なんとしっくりくるのでしょう。生地や型が違うものも買い足したくなった。

30th January 2025

仕事中に泣くのはひきょうだと分かっているけれど、年に一回はぽろっと涙が流れてしまう……

26th January 2025

ショコラティエ・エリカへ来た。バレンタインデーは混雑するので、少し早めに。買い物ついでに休憩する。くらくらする甘さのチョコレートをあつあつのコーヒーと合わせて味わうと、胸いっぱいしあわせになる。スリーズロワイヤルというブランデー漬けチェリーのチョコレートと、銀紙で包んだ一口大のミルクチョコレート。銀紙が緑だった。まるで実の葉っぱのようで、わあっと言ったら、そばで店の彼女がほほえんだから、きっと想定通りなのだろう。わたし、感性が同じ人に出会えて嬉しいよ。

25th January 2025

夫に心を決める前、すごく好きな人がいた。最終的にその人と一緒にならなかったのは、おそらく食後の一杯が原因だな。コーヒーが飲めない。わたしにとって食事の後というのは人生のなかで大事な時間だから、エスプレッソを飲まずにそそくさ帰るわけにはいかないの。